ふどういん
不動院の信仰/歴史
当山の開基は貞和3年(1347年)和泉国不動房祐法法印が初代住職とあります。
祐法法印没後その子三男が跡継ぎとなるが諸国修行に行き自坊には戻らず無住となった時期があったようです。
その後村上城主より高陛安衛氏に住職を命じられ二代目二世住職となりその子孫が三五世まだ続き、村上城主より三六代三六世髙橋安時氏が住職となりその子孫が四九世住職まで勤められました。
佛縁あって五十世住職小野道訓氏が就任し五一世小野道俊氏、五二世現住職小野雅康が承継しております。
また、縁起により寛政4年(1792年)の早朝に火災になり初代からの伝記や系統書物が全焼し現在ある縁起は第四七世住職が記述しているものです。
従って縁起の信憑性は確認できないところであります。