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大峯山

りゅうせんじ

龍泉寺 (大本山)

宗務所:奈良宗務所   代表者:岡田悦雄
〒638-0431  奈良県吉野郡天川村洞川494 

龍泉寺の信仰/歴史

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大峯山の登山口洞川にある大峯山龍泉寺は、醍醐派の大本山であり、大峯山寺の護持院でもあります。
白鳳年間、大峯開山役行者が大峯山修行の砌り、山麓の洞川に下られた時、岩場の中から浩々と水が湧き出る泉を発見されました。行者様が泉のほとりに八大龍王尊をお祀りし行をされたのが龍泉寺の始まりであると伝えられ、この泉を竜の口、この地を龍神様の住まわれる泉から取り龍泉寺と名付けられました。後、修験道中興の祖聖宝理源大師によって再興修行され修験道の根本道場として修行者を迎える霊場となりました。竜の口より湧き出る清水によって満たされた池は水行場としても名高く、修行者の身心を清める第一の行場となっています。
昭和二十一年洞川の大火には境内の建物殆どを焼失しましたが、昭和三十五年立派に伽藍の復興が為され、同年女人解禁されると共に滝行場である龍王の滝も整備されました。
境内の背に控えるやま山林は県指定の天然記念物となっており、広大な原生林が四季折々の美しい風景を楽しませてくれます。