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高津山

ほうおんいん

報恩院

宗務所:大阪宗務所   代表者:藤﨑太孝
〒542-0072  大阪府大阪市中央区高津1丁目2番28号 

報恩院の信仰/歴史

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近畿三十六不動尊霊場第五番札所
おおさか十三仏霊場第十一番札所
摂津弘法大師八十八ヵ所第二十一番札所

寺伝によれば、江戸時代初期(約三百年前)名僧良遍上人が、大阪の東部上町台地の佳き地をえらばれ、現世利益の不動明王信仰の世相にあった北向不動尊を建立なさったとあります。
不動尊と同時期に植えられたという樟は戦前は、うっそうと繁茂していたものです。また相生の樟としても有名でした。商人のまち大阪に商売繁盛と家内安全の諸願成就のご利益にすがろうとする庶民は日一日と増え、報恩院は香煙の絶間がなかったといわれます。明治初期の廃物棄釈の旋風ですたれた当時無住に近い荒れ寺だったが先師当院第十二世考教和上が明治大正と復興の偉業を成し遂げられた。しかし太平洋戦争のため大阪大空襲で北向不動尊のみ残して全堂灰燼にきした。この大きな苦難にもめげず住職信者一丸となり被災数日後より焼跡整理にとりかかり、不撓不屈の精神と努力により再興がなされた。「北向きのお不動さん」の昔も今も変らぬ霊験あらたかなご加護は云うまでもありません